「アンボス・ムンドス」桐野 夏生

66☆☆☆ホームレスの話、人を殺したのではないかと疑う教師の話。自分のぶさいくな外見の話。ありそうでどきどきした。誰もが持っている裏の部分だと思う。だって、電車や人ごみでいらいらしたり、「なんなのぶつかってきてさ」と思ったりしても普通はじっと我慢する。最近身震いしたのは、ぶつかってしまい(こっちも流れに押されて乗車しているのでコントロールできなかったのだけど)女の人ににらまれて、ひじでつき返されたりしてものすごくびっくりした。痛かった。でも言い返せなった。もっとひどいことされるかもって本能的に感じたから。電車に乗るのが怖い。舌打ちする人とか怖い。そんなことしたら周りもより不快に思うよ。私もされたら悲しくなる。一言「すみません。」で全くその後の気持ちが変わるのに。なんでいわないのかな?私はすぐいうよ。だって、その方がお互いが気持ちよく過ごせるもの。最近この本にでてくるような人が多い気がする。怖い。私だってもちろんいらいらする、きれたくもなる。でもしない。したらもっと不快になるから。後味悪いし、せっかくのその一日、もったいない。いらいらしたり怒ってすごすより、同じ時間「にこにこ笑顔」の方がいいと思う。自分も他人も。

自分が落ち着いた心でいられれば、争いって起きない気がする。もしかしたらそうすれば戦争もなくなるかも。これこそ、UNが莫大な資金で武器投入するよりも賢く犠牲なく平和に皆生きていけると思うな。一人ひとりの心の平和。これこそ皆の平和だよ・・と感じました。

人ごみ大嫌い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「歴史家の書見台」 山内昌之

42☆☆☆

読む前はただの本案内になっているかな?と期待せず読みだしたが、またも図書館で予約したくなる本ばかりだった。山内さんは、本が好き、歴史が好きという思いが、私に伝わってきて、ついつい楽しくわくわくしながらよんでしまう。そして、氏の読んだものから、ピックアップして読書範囲が広がっている。

特に中東地域、イスラムでの援助活動、日本の立場の実態。

幕末、外交、身分制度、についてまたまた知りたいことが増えてしまった。日本の華族が近代に向かうにあたりどのように変化したかなど。

ローマ時代の庶民の暮らしぶり、皇帝のうわさ、スキャンダル。

知ることで次か次へと疑問が出てくるので、働きながら学校両立させる今、自分の楽しみでもあり、考えを豊かにしてくれる本とすごす時間をどう作るかが課題。

心が満足する本と出会い、知ることで喜びを感じ、疑問は調べていくことでどんどん輪が広がる!これが生きている意味だと実感した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)